ブログ ある雪の日に 「見て見て、龍ちゃん!」 朝の冷たい空気に綾音の明るい声が響いた。 綾音はカーテンを開け、銀世界に染まった惣島邸の庭を見て楽しそうにしている。 雪が降って嬉しいなんて、無邪気な子供のようだ。 その様子に龍斗は頬を緩ませた。 龍斗は綾音のこう... 2022.01.06 ブログ